クリスマスイブ

結局,オフ会⇒デートのコースになりました.
かなり多忙でした.
でも楽しかったです.
 
妄想のもの字もありませんでした.
ハンズ⇒アフタヌーンティ⇒LOGIC⇒なんばパークス
でした.
 
「ツリー綺麗だね」
「ホント綺麗.やっぱり白がいいね」
(中略)
彼女の後ろから,両の腕を開いて抱きしめる.
彼女はちょっとだけ身体をこわばらせた後,何事もないように俺の腕に手を添える.
「好きだ...」
後から囁くように思いを告げる.
「ん...」
腕に添えた手にキュっと力が入った.
「目つぶって...」
彼女の言うとおり目をつぶる.
 
しばらくしても何の反応もないので,少しだけ目を開ける.
目の前にはツリーだけ...
ガッ!
不意に頭に重い衝撃が走った.
温かい液体が頬を伝う...
パタ,パタタ...
血が数滴,床に落ちる.
後を振り向くが目の前が白くなり誰だか確認できない.
かろうじて見えた犯人の手に,彼女のしていた指輪が見えた.
そうか,,,お前だったのか...