技術的なことを分かりやすく
書く練習をしようと思います.
でないと説明とかできないからね.
第一回目は,「LED」について.
といっても,どちらかというと「光」だね.
カプセル型内視鏡では,白色のチップLEDが6個ほどついていて,
それで明るさを確保しています.
オリンパスのHPに行けば,詳しく載っています.
このチップLEDをネットで調べてみると,商品の例として,
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LP-3020H196W
Vf:3.0-3.4V
If:20mA
1320-1715mcd
120°
中国製 オリジナル
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というのがありました.1つ70円です.
ここで今回着目するのは,mcd ミリカンデラという単位です.
cd カンデラ(輝度):
定義 放射強度683分の1ワット毎ステラジアンで540テラヘルツの単色光を放射する光源のその放射の方向における光度
だそうです.
関連付けて,他の光の単位は,
輝度 cd/m^2 (カンデラ毎平方メートル)
照度 lx (ルクス)
があります.
輝度が発光体の光の強さで,照度が被写体の明るさです.
1000[mcd]ってどれくらいの明るさなん?
気になりますよね.
よく言われるのが「ロウソク一本の明るさがだいたい1カンデラ」です.
そして,1カンデラの光源が,1ステラジアンの範囲に放射する光束が,1ルーメンです.
で,これが実際の面積に当たった光,
1平方メートルあたり何ルーメンなのかというのがルクス.
上記のチップLEDは,ロウソクの光の1.7倍ってことになりますね.
明るいなー.