組み込みLinux

記事をネットで調べてみたけど,どれも情報が古いね...
とりあえず,組み込みLinuxのメリットについて調べてみた.
http://monoist.atmarkit.co.jp/fembedded/trend0411/trend02.htmlによると,
* オープンソース
* 豊富なミドルウェア、アプリケーション
* ネットワーク、マルチメディア対応
* 標準APIによるプログラミング
* 充実した開発環境
* 豊富なプロセッサおよび開発ボードのサポート
* 信頼性、堅牢性
* 豊富な開発者
* 豊富な資料
* ロイヤリティフリー

* ソフトウェアの内部処理を詳細に把握可能で、自分自身で品質確認やメンテナンスを行うことができる。
* ライセンス条件にもよるが、自由に改変して製品に搭載できるので、問題発生時にソフトウェアベンダの修正納期に影響されず即座に対応可能。

がメリットらしい.
GUIはそんなにメリットではないのかな.
ネットワークとか,マルチメディア対応なのは,確かにメリットなのかな.
ITron自体はネットワーク未対応だっけ?
まぁ,これだけだと,Linuxを使おうというには少し弱いと思います.
 
2006年の動向をみると,どうやら課題はある程度改善されたようだが,リアルタイム性はまだITRONには及ばないというのが現状らしい.
Linuxのリアルタイム性の実現方法として,
マイクロカーネル方式
・ ハイブリッド方式
スタンドアロン方式
の3つがあるが,記事を読んでみると,マイクロカーネル方式が一番現実的かと.
というより,マルチCPUありきで考えると,各CPUがOSを載せるとなるとマイクロカーネル方式が一番しっくりくる.

http://www26.atwiki.jp/funa_tk/pages/24.htmlに素晴らしいまとめがありましたw

最後に,「じゃあこれからアンタはどういう技術で飯を食べていくか?」という問に対しての答えは.

1.マルチCPUシステムにおいて,組み込みLinuxのOSを搭載して,マルチメディアやネットワーク対応の開発コストを下げる
2.CPUの性能をフルに活かしてGUIを強化する

の2つかな.

http://www.ibm.com/developerworks/jp/linux/library/l-embdev.htmlも参考になりますね.